11月7日に二十四節気の「立冬」を迎えると、暦の上では冬の季節に入ります。
11月7日～1月5日の2ヶ月間は、五行の水の気が強くなります
2022年11月7日～2月3日のフラワー風水の後編をお届けします。
お正月の開運花
中華圏では、赤色はお祝い事と魔よけの色として、とても歓迎されます。お正月は赤色の服を新調して御挨拶やお祝いに出掛けます。結婚式の新婦のドレスも赤色です。
金色は、陽の気を増やし、金運を高めます。お正月には積極的に使いたい色です。
お正月祝いの開運竹(ミリオンバンブー)や、円満でお金持ちになる意味のある金銭樹には、赤いリボン(喜び)や金色の飾り(金運)を沢山つけます。
お正月の花や飾りには、緑色と赤色を取り入れると、健康と喜びを添えます。
ミカン類は、「桔子」と書き「吉」を呼ぶ植物として人気が高いです。
1月の開運花
1月は、癸丑月。土の気が強くなります。「土生金」の作用で強すぎる土の気を逃がしてくれる金の気を表わす花を。色は白・シルバー。集中力や仕事運を高めます。
たとえば、白のカサブランカ、銀色のネコヤナギ、○○○など。アレンジも白や銀を基調にすると幸運を呼び込みます。
2023年（癸卯年）の運勢の傾向と開運アドバイス
2023年は癸(みずのと)卯(う)年。天干に癸水を乗せ、地支には卯木があり「水生木」作用が働きます。さらに、卯は十二支の中で最も木気が強い干支(えと)であることから、2023年は木気がとても強い一年になります。
木の気は、「拡大」作用を意味します。したがって、2022年の冬にいったん「下降」したエネルギーは、2月4日以降に「拡大」に向かいます。
木の気は、種子が発芽するエネルギーでもあるので、やる気に満ちた希望に胸躍る一年になるでしょう。
年干の癸水の象意から、今年は一度壊れて、新しく始まったことにツキがあります。
また、欲望は強くなり、飲んだり食べたりと、楽しみごとの多い年ですが、時には、遊びをコントロールし、飲食を節制した方が良いでしょう。
2月4日～5月5日は、やる気が増しますが、短気を起こしてケンカをしないよう気をつけましょう。3月6日～4月4日は2023年を象徴する一ヵ月となります。人により良くも悪くも吉凶が極端に現れやすいでしょう。5月以降は、五行のバランスは良くなり、平穏になりますま。
2023年は全体に木の気がとても強いため、「木剋土」作用で、弱くなる土の気を救済することが開運法です。土の気は、安定・信用を表します。
黄土色、オレンジ色、茶色系の衣服を身に付けるようにしましょう。
素材は、陶器、磁器、テラコッタなど、土でできたのものが運気を安定させます。
ファッションは、アジアンスタイル、中華スタイルが吉を呼びます。
また、行動はゆっくりと慎重に、地に足が付いたプランが開運のポイントです。
2023年の開運風水
2023年2月4日を過ぎたら、お家の中の風水調整をしましょう。
〇西北には五黄が巡ります。銅製の風鈴、または、六帝古銭(中国の六人の皇帝の古銭を繋げたもの)を、家の中心から見て、西北に吊るしましょう。 〇真東には「太歳」が巡りますから、家の中心から見て東に、ペアの麒麟を、顔を東に向けて置いてください。
〇家の中心から見て東北には、水に入った竹を飾りましょう。
この3つが2023年の風水調整のポイントです。
金属製の風鈴
ペアの麒麟の置物
水に入れた竹
